アジアカップ優勝を目指した日本代表の戦いはベスト8で幕を閉じた。3日に行われたイランと準々決勝に1-2で逆転負けを喫し、今大会が終了している。
後半アディショナルタイムに決勝点となるPKを決めたのは、イランFWアリレザ・ジャハンバフシュ。
GK鈴木彩艶も止めようがない無慈悲なコースにシュートを叩き込んだ。
『Fars News』などによれば、ジャハンバフシュは試合後にこう話していたそう。
「サイドラインでアリにPKを蹴らせろと言ったのは、カリム・アンサリファルドだけだった。
この貴重な勝利を神に感謝する。日本は立派なチームだったが、我々の意欲を目の当たりにしたはずだ。特に我々が0-1で負けていた時にね。全員が試合をひっくり返せると信じていた。
後半は国民を幸せにするために心を込めてプレーしなければいけなかった。国民に恥ずかしい思いをさせなかったことを神に感謝する。一意専心でPKを蹴った、イラン国民9000万人のプレッシャーが肩にのしかかっていたからね」
ベンチにいた控えFWアンサリファルドが、ジャハンバフシュをPKキッカーに指名するように進言していたとか。
実際、アンサリファルドも試合後にこう話していたそう。
「PKになった際、自分はアミール・ガレノイ監督に助言するためにサイドラインに向かった。彼はPKを蹴るのは誰にすべきかと言ったので、自分はジャハンバフシュだと答えた。確かかと聞かれたが、疑うなと伝えた。
この気持ちをどう表現すればいいのか分からない、何を言えばいいのか。みんなと握手したり、キスをしたりした。彼らは困難な状況でも我々をサポートしてくれ、常にエネルギーを与えてくれる」
アンサリファルドは監督に対してPKキッカーをジャハンバフシュにすべきと伝えていたようだ。
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