今年7月にフランスで行われるパリ五輪。サッカー競技は開会式の2日前からスタートするということもあり、男女ともに注目のカテゴリーとなっている。

そして、その大会に先日出場することが決まったのが男子のアルゼンチン代表チーム。南米予選のファイナルステージで宿敵ブラジルを相手に1-0と勝利し、金メダルをかけた戦いへの切符を手に入れた。

そのオリンピックのサッカー競技で話題になるのは「オーバーエイジ」という制度。

オリンピックの男子サッカーはU-23のカテゴリーで行われ、パリ五輪では2001年1月1日以降に生まれた選手しか原則的に出場することができない。

しかしながら1チームごとに3人のみ年齢制限を受けない選手を登録することが可能になっており、そこにどのようなプレーヤーを入れるのか、あるいはチームの継続性を重視してその枠を使わずに挑むのか…という判断が求められる。

そして『Reuters』によれば、アルゼンチン五輪代表の監督を務めているハビエル・マスケラーノ氏は、記者から「リオネル・メッシの招集の可能性は?」と聞かれて以下のように答えていたとか。

「そうだね。僕とレオの関係、彼との友情がどれだけ強いものであるかは誰もが知っていることだ。

僕は常に言ってきた。レオのような選手はドアを開けてくれている。もちろん招待を受けるかどうかというのはレオ次第ではあるよ。どう人生や時間と折り合いをつけるのかという点でね。

ただ、招待の意向については間違いなくここにある」

パリ五輪に出られない「23歳以下の超スーパースター」たち

なお、リオネル・メッシは2008年に行われた北京五輪に出場して金メダルを獲得した経験を持っている。

しかしながらオリンピックでのプレーはその一回のみであり、オーバーエイジで招集された経験もない。かつてパリ・サンジェルマンに所属していたこともあるメッシ、フランスでのビッグトーナメントに挑む可能性はあるのだろうか?

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