ただ、『Tipsbladet』によれば、リポーター本人は「全く問題ない」と話していたそう。
「とても驚いたし、周りに立っていた人たちは怯えていて、『一体何が起こったんだ』という感じで壁に押し付けられていた。
彼は叫びながら通路を進んでいった。おかしいと思ったから私も追いかけた。とても驚いたが、何人かはとてもショックを受けた様子で、『大丈夫?』と聞いてきたので、『大丈夫だよ』と答えた。
ユルゲンには何度もインタビューしたことがある。個人的に面識はないが、マインツ時代に足を運んだこともあるし、ドルトムントでもリヴァプールでも何度もインタビューしている。だから、悪い関係では全くない。
世界最高の監督のひとりであり、何年も世界最高の監督のひとりであったなら、世界最悪の敗者にならなければ、あんなことにはならない。偉大な監督の前提は、負けず嫌いであること、そして勝者であることだ。
マンチェスター・ユナイテッドに2度リードして勝負を決めるべきところであの負け方をしたことに、彼はひどくイラついていたと解釈している。彼が夢見ていたシナリオは、イングランドで最後となる試合としてウェンブリーでのFAカップ決勝を戦うことだった。だから、彼がすごくイラついていたのは理解できる。
そして、彼は自分が適切だと思えない質問をされた。怪我人の多さと彼も不満を述べている試合数の多さは彼らにとってのテーマだった。そして、なぜ試合にインテンシティがないのかと聞かれて彼はキレた。(怒るのは)十分にフェアなことだ。全く問題はない。
今後も全く問題ないだろう。(関係が悪化することは?)想像できない。またインタビューする時、我々はよき友人のままだ。彼に恨みがあるとは思わないし、自分もそうだ。
(リヴァプールからの連絡は)何もないし、期待もしていない。彼らが電話してくる必要も説明する必要もないし、私も連絡するつもりはない。
(違うやり方をすればよかったのか)いや、全く。あなたならどうする?私は礼儀を持っていたと思う。インタビューで大事なのは相手の話に耳を傾け、自分の資料とにらめっこしないこと。彼は延長戦でインテンシティがなかったと言っていたので、なぜかを聞くのは当然のこと」
問題とは考えておらず、今後も関係が悪化することはないと断言していたようだ。
また、クロップの調子が良くないという発言がSNS上で「太りすぎ」と曲解されていることについてはこう話していたそう。
「ノー、ノー、ノー。彼はそういうつもりでは全くない。まず、私は太りすぎではないし、もしそうだったとしても彼は決してそんなことは言わないだろう。クロップはそんな人間ではない。そういう意味では全くなかった。彼は嫌な人間では全くない。彼は私が質問できない状態だと思ったんだ。他には何もなかった」