イタリア1部カリアリ・カルチョとキットサプライヤーのEYE Sportは12日、クラブ唯一となる1969-70シーズンのスクデット獲得(セリエA優勝)から54周年を記念した限定ユニフォームを発表した。

Cagriali 2024 EYE Sport Special Edition

カリアリ 2024 EYE Sport セリエA優勝 54周年記念 限定ユニフォーム

見た瞬間にレトロな空気に包まれるスクデット獲得54周年記念モデル。おそらく公式戦での着用は無いと思われる。右胸にメーカーロゴは付いていないが、今季のサプライヤーEYE Sport製。

深めの襟ぐりと編み上げの胸元がクラシックなデザイン。最近多い“編み上げ風”ではなく、本物の編み上げだ。

左胸には当時のエンブレムを装着する。ムーア人の横顔をデザインした4分割スタイルで、これはクラブのホームタウンであるサルディーニャ自治州の旗・紋章と同じ。クラブ創設当時から採用し、現在でもエンブレムの中心にムーア人の横顔を配している。

当時のカリアリにはイタリアサッカー界のレジェンド、FWルイジ・リーヴァが在籍。カリアリ初の代表選手で、優勝した1969-70シーズンはセリエA得点王に輝いている。

この限定ユニフォームは54周年という中途半端なタイミングで発表されているが、それは今年1月にリーヴァが79歳で逝去したことと関係しているのかもしれない。

そのリーヴァがカリアリで付けていた11番は、永久欠番とされている。

サポーターの間では伝説となっているスクデット獲得を決めたのは1970年4月12日。この限定ユニフォームは、それからちょうど54周年となる記念日に発表された。

ユニフォームは特製ボックス(一般的に多いペーパーではなくスチール製)に収納。当時の選手の写真なども封入されている。

胸の“編み上げ”が最高にカッコいい「紐付きユニフォーム」9選

スクデット獲得54周年記念の限定ユニフォームは、カリアリとEYE Sportのオンラインストアで販売中。

現在では世界的にレアで懐かしい新品ユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。懐かしいユニフォームやグッズは見るだけでも楽しいです。

【Qoly × LFB Vintageはこちらです】

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい