ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト
オランダリーグを優勝したクラブ:フェイエノールト
イギリスで率いたクラブ:グラスゴー・レンジャーズ
コクーと同じくオランダ代表の中心選手として活躍したファン・ブロンクホルスト。アーセナルやバルセロナで左サイドバックを務めた万能ディフェンダーは、2010年にフェイエノールトで現役引退したあと指導者に転身した。
その後はフェイエノールトでアシスタントコーチを務め、2015年に監督へと昇格。初年度でKNVBベカーを制覇し、さらに2016-17シーズンは念願のエールディビジ優勝も果たす。
その後中国の広州富力を経て2021-22シーズンからスコットランドの名門グラスゴー・レンジャーズの監督に就任。アストン・ヴィラに去ったスティーヴン・ジェラードの後任となった。
ただちょうどアンジェ・ポステコグルー率いるセルティックがかなり好調だったこともあり、レンジャーズではリーグ優勝には手が届かず。2022年11月に解任されることになった。
フランク・デ・ブール
オランダリーグを優勝したクラブ:アヤックス
イギリスで率いたクラブ:クリスタル・パレス
オランダ代表では長くリベロとして活躍した名ディフェンダー。双子であるロナルト・デ・ブールとともに90年代のサッカーを彩ったスーパースターだ。
現役引退後に指導者となった彼は古巣アヤックスの下部組織からコーチングをスタートし、2010年にマルティン・ヨル氏の退任を受けて暫定監督に就任。さらに数週間後には正式に監督としての契約を結んだ。
そして2010年からなんと4シーズン連続でアヤックスをエールディビジ優勝に導き、素晴らしい成績を収めることに成功した。当然ながら数々のビッグクラブから関心を持たれる存在に。
ところが2016年夏に就任したインテルでは3ヶ月も持たずに解任。次年度のクリスタル・パレスでもわずか77日で解任されることになった。その後はアトランタ・ユナイテッドとオランダ代表、アル・ジャジーラを指揮した。