カゼミロ

クラブ:マンチェスター・ユナイテッド

昨季の成績:28試合4ゴール

今季の成績:25試合1ゴール

レアル・マドリーでは「クロード・マケレレの後継者」として数々のタイトル獲得に貢献したブラジル代表の名ボランチ。中盤の守備を一手に担い、相手の攻撃を激しいタックルで止め、そしてビルドアップの起点となった。

昨季マンチェスター・ユナイテッドに加入したときは世界に大きな驚きを与え、プレミアリーグでもその価値を証明するような試合を見せていたはずだった。

しかし今季、そのときの充実したプレーぶりは影を潜めてしまった。苦戦するチームの中でいいパフォーマンスを見せられず、32歳という年齢もあってか衰えが指摘されている。

マーカス・ラッシュフォード

クラブ:マンチェスター・ユナイテッド

昨季の成績:35試合17ゴール

今季の成績:33試合7ゴール

マンチェスター・ユナイテッドで苦戦している選手はカゼミロだけではなく、数多くのプレーヤーが不調に陥っている。ただマーカス・ラッシュフォードがここまで転落するとは予想していなかっただろう。

昨季はプレミアリーグだけで17ゴール、カップ戦でゴールを量産して公式戦30ゴールを叩き出した。それはまさにエースストライカーとしての彼が帰ってきたといえるパフォーマンスだった。

ところが今季の彼はまるでそのときの輝きを見せておらず、プレミアリーグでは7ゴールのみ。カップ戦でもFAカップで1点を決めただけだった。この「まだら」なコンディションにより、EURO2024のメンバーからも外れてしまった。