通算15回目の欧州制覇を達成したレアル・マドリー。

ボルシア・ドルトムントとの決勝戦でキャプテンマークを巻いていたのは、34歳のナチョ・フェルナンデスだった。

11歳で加入して以来マドリー一筋でプレーしてきた、“ワンクラブマン”のナチョ。中心選手になったことが一度もないにもかかわらず、世界屈指のビッグクラブに在籍し続けている稀有な選手だ。

エデル・ミリトン、ダヴィド・アラバと最終ラインに長期離脱が相次いだ今季は重要な役割を担い、CL決勝でも守護神ティボー・クルトワらとともに完封勝利に大きく貢献。キャプテンとしてトロフィーを掲げた。

今季限りで契約満了となるため去就が注目されており、カルロ・アンチェロッティ監督は強く慰留していると伝えられている。

そんなナチョがCL決勝で着用したスパイクが興味深かった。

彼がシーズン最後の大一番で選んだのは、30周年を迎えた今年1月に発表されたadidasの最新モデル「プレデター」。

その中でも、レアル・マドリーとY-3のコラボレーションによる限定コレクション『プレデター Elite FT FG Y-3』を履いていた。

日本では49,500円(税込)という価格ながら一瞬で完売したこのスパイク。

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山本耀司氏デザインのプロダクトが、欧州クラブの頂点をかけた舞台でも強烈な輝きを見せた。

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