イアン・ライト
クリスタル・パレス所属:1985~1991
「クリスタル・パレス最高のストライカー」といえるイアン・ライト。クラブで通算277試合117ゴールを決めており、その得点数はパレスの歴史上3位となる成績だ。
1985年から1991年まで過ごしたクリスタル・パレスではマーク・ブライトとコンビを組んで大活躍した。脛の骨を2回折る怪我も経験したものの、見事な復活を見せて1991年にアーセナルへと引き抜かれている。その際に動いた250万ポンドの移籍金は当時のクラブ記録であった。
幻影引退後はメディアで解説者として活躍しており、様々な番組に出演。MCやタレントとしてもユーモアあるトークを見せている。
ジム・キャノン
クリスタル・パレス所属:1970~1988
まるでモビルスーツのような名前を持つジム・キャノンは、通算660試合というクリスタル・パレスの最多出場記録を持っている伝説的なセンターバックだ。
ユースから1973年にトップへと昇格し、左サイドや中盤でもプレーできる器用さも武器に長く活躍。10年間に渡ってキャプテンマークも巻き、信頼性の高いリーダーシップあるディフェンダーとして知られた。
イアン・ライトは後に「ジム・キャノンにいじめを受けた」と告白しているが、ジム・キャノン側はその事実を否定している。
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ジェフ・トーマス
クリスタル・パレス所属:1987~1993
クリスタル・パレスでの6シーズンで249試合に出場し、35ゴールを決めたミッドフィルダー。デビューシーズンで年間最優秀選手に輝き、1部昇格に大きく貢献。様々なポジションをこなすユーティリティプレーヤーだった。
引退から1年が経った2003年には慢性白血病で余命三ヶ月と診断されるも、その後必死の治療によって回復。2005年には自転車でツール・ド・フランスの全コースにあたる3540kmを21日間で走るというチャレンジを行い、15万ポンドを集めて白血病研究の団体に寄付を行った。
それからも様々な慈善活動を行って寄付を集め、2021年にはその素晴らしい功績から大英帝国勲章を授かっている。
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