レアル・マドリーの下部組織で育成されてきた中井卓大。
18日にレアル・マドリーのリザーブチームであるカスティージャからスペイン3部アモレビエタにローン移籍することが発表された。アモレビエタは、元スペイン代表フレン・ゲレーロが新監督に就任したばかりのチームだ。
天才少年として期待されてきた中井は、10月には21歳になるが、レアルのトップチームには絡めていない。
ただ、『Defensa Central』によれば、レアルのカルロ・アンチェロッティ監督は、彼を高く評価しているとのこと。
「イタリア人監督は彼の居場所を見い出せず、クラブは彼の活路を見出した。
レンタル移籍でクラブを去る選手の一人は、中井卓大(ピピ)だ。この日本人選手は、2014年のユースチームからクラブに在籍している。リザーブチームに定着し、トップチームで練習することもあった。
アモレビエタは、ラウール・ゴンサレス監督が率いるカスティージャと同じ3部に属するチームである。これは彼にとって新たなステージを意味する。
バルデベバス(レアル)は、彼の成長を見守ってくれるだろう。印象的な資質を持つ選手であり、ピッチで目立たないことはない。今回の移籍は、すべての関係者にとってプラスになると考えられている。
従って、現欧州王者(レアル)のディレクター陣は、たとえ彼が白いユニフォームを着ていなくなったとしても、見失うことなく、考慮するつもりだ。
アンチェロッティ監督はこの選手を気に入っており、非常に興味深い活躍が期待できると考えている。にもかかわらず、指揮官は今のところは、彼の居場所を見出していないようだ。中井は10月で21歳になる。彼のキャリアはまだまだこれからであり、クラブでの扉は閉ざされていない。何が起こるかわからない」
中井はカスティージャでも出場機会に恵まれなかったが、レアルとアンチェロッティ監督はまだあきらめていないようだ。
ただ、彼の契約は今季が最終年とされている。