ブライアン・ラウドルップ
デンマーク代表82試合21得点(1987-1998)
北欧のデンマークが生んだレジェンドであり、兄のミカエルと共に「ラウドルップ兄弟」として一世を風靡したスター。
バイエルン・ミュンヘンやグラスゴー・レンジャースで活躍を見せ、EURO1992ではデンマーク代表を優勝に導いた。兄ほどの評価は得られなかったものの、「精神的な強ささえあれば世界最高の選手」とも言われた。
ただ、1999年に加入したアヤックスで大きな怪我を負ってしまい、2000年5月の試合を最後に現役を引退。まだ31歳の若さだった。
元レンジャーズOBとしてセルティックFWの古橋亨梧を高く評価しており、「彼の動き、インテリジェンス、フィニッシュ、運動量であれば、よりクオリティーが高い舞台にも対応できると思う」と話している。
エリック・カントナ
フランス代表45試合20得点(1987-1995)
ジネディーヌ・ジダンが出現する直前のフランスのレジェンドであり、襟を立てた威風堂々として佇まいから「キング」と呼ばれたスター選手。
気難しい性格のトラブルメイカーであり、監督や審判、サポーターとたびたび衝突した。フランス時代の1991年には、25歳にして引退を表明している。
周囲の説得もあり現役復帰してマンチェスター・ユナイテッドへ加入。デイヴィッド・ベッカム前の「7番」としてプレミアリーグを4度制覇するなど伝説的な活躍をみせた。
ただユナイテッド時代にも「カンフーキック事件」を起こすなど騒動は絶えず。1997年には突如「ハリウッドを目指す」として俳優業をスタートさせ、現役を引退した(発表当時は30歳だが、31歳になる年)。
【厳選Qoly】日本代表の2024年が終了…複数回招集されながら「出場ゼロ」だった5名