近年調子を落とし気味なサッカー王国ブラジル。

直近ではネイマールの不在が響き、今夏のコパ・アメリカは大会1勝で準々決勝敗退。2026年ワールドカップ南米予選では昨年3連敗を喫するなど4位に甘んじている。

今回はそんなセレソンが復活のために「より起用すべきかもしれない」5人の選手を選んでみた。

エデルソン

年齢:25歳

所属クラブ:アタランタ(イタリア)

ブラジル代表:2試合0得点(2024~)

2022年冬にコリンチャンスからサレルニターナへ移籍し、イタリアで欧州でのキャリアをスタートさせたMFエデルソン。

セリエAにはすぐに適応し、わずか半年後にアタランタへ引き抜かれることに。今やクラブの心臓といえる存在となった。

ブレイクしたのは2年目の昨シーズンのこと。リーグ戦で6ゴールをマークし、またヨーロッパリーグ優勝にも大きく貢献している。

カゼミロの後継者候補として今年のオフには代表デビューを飾っているが、未だ2試合のみのキャップ数にとどまっている。

マテウス・クーニャ

年齢:25歳

所属クラブ:ウォルヴァーハンプトン(イングランド)

ブラジル代表:11試合0得点(2020~)

母国ではコリチーバで育成され、18歳でシオンへ加入したマテウス・クーニャ。ブラジル人としては珍しくスイスでヨーロッパでのキャリアをスタートさせた。

その後はドイツのRBライプツィヒを経てヘルタ・ベルリンへ加入。ここで主力として活躍し、スペインのアトレティコ・マドリーへ。

スペインでは一年半のみのプレーとなったが、2023年の冬からはイングランドのウォルヴァーハンプトンへ移籍。昨季プレミアリーグで二桁ゴールを挙げる活躍を見せた。

ブラジル代表ではこれまで11試合に出場したもののゴールはなく、1年近く招集からは遠ざかっている。