2025年にサウジアラビアで開催されるU-17アジアカップに向けた予選が各地で始まった。

グループCの中国は19日に行われたバーレーンとの初戦に2-0で勝利している。その中国代表は今年から上村健一監督が率いており、公式戦初勝利になった。

中国の『SOHU』は、「2-0!中国はバーレーンを破り、試合を通して相手を圧倒。日本人監督が欠かせない役割を果たした」と伝えている。

「この試合は日本の上村健一監督がU-17代表を指導して以来、初の公式戦勝利となった。

中国代表は433の攻撃的フォーメーションを組んで、できるだけ早く得点することを目指した。

案の定、試合開始わずか2分で、新疆ウイグル自治区出身の10番が素晴らしいシュートで先制ゴールを決めた。この電撃ゴールはバーレーンを驚かせ、中国の士気を大いに高めた。

前半、中国はしっかりと試合のリズムをコントロール。ボール保持率65%、シュート8回、枠内シュート3回、コーナーキック5本を記録。これらのデータは中国がピッチ上で絶対的な優位性を持っていたことを示している。中国は後半も前半の好調なパフォーマンスを継続。60分に2-0とすると、このゴールで勝利を確定させた。

また、この試合は日本人監督の上村健一氏がU-17代表を指揮して以来、初の公式戦勝利でもあることも特筆に値する。今年2月、中国サッカー協会は正式に上村氏をU-16代表監督に任命。就任から半年以上が経ち、上村監督の指導力が徐々に現れてきた。

良いスタートを切ったとはいえ、まだ油断はできない。次の試合では、韓国のような強力な相手と対戦することになる。韓国戦では試合のリズムをコントロールし、攻撃の効率性を高めることに注意を払う必要がある。ゴール決定率にはまだ改善の余地がある。

上村監督は、今後の試合でより良いパフォーマンスを発揮するために、この問題に焦点を当てたトレーニングを行う可能性がある。

長期的な発展の観点から見ると、U-17代表の活躍は中国サッカーの今後の発展にとって大きな意味を持つ。この年齢層の選手は将来の代表チームの潜在的な主力であり、国際大会での活躍と蓄積された経験は、今後の中国サッカーの総合力に直接影響するためだ」

将来のフル代表を担う若手たちの育成に当たる上村監督の手腕に注目が集まっているようだ。

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なお、グループFの日本は23日にネパールとの初戦を戦う。

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