盛り上がりを見せるMLBワールドシリーズ。

ロサンゼルス・ドジャース対ニューヨーク・ヤンキースという「東西横綱対決」となった今年。第5戦はヤンキースの本拠地で開催されている。

ヤンキー・スタジアムは建設費16億ドル(当時のレートでおよそ1400億円)をかけて2009年にオープン。MLBを代表するスタジアムの一つだ。

そんなヤンキー・スタジアムを、サッカーのホームスタジアムとして使用しているのがニューヨーク・シティFC。マンチェスター・シティを頂点とするCFGの傘下クラブであり、2021年にはMLSカップで優勝している強豪だ。

野球場をサッカーの試合で使用することは過去に日本でも時々あった。ただかなり昔の話になってしまうので、実際にどういった感じなのか、映像を紹介してみたい。

こちらは2017年にニューヨーク・シティが、レッドブル・グループ傘下のニューヨーク・レッドブルズとのダービーマッチに臨んだ時の様子。クラブ公式がタイムラプス動画を公開したものだ。

野球場にサッカーのピッチを作る場合、ピッチを縦にとるパターンと斜めにとるパターンの2つがあり、ヤンキー・スタジアムは後者を採用。ピッチにかかる土部分は天然芝のロール、かからないマウンドなどはシートで覆っている。

観客はピッチに近い外野席を中心に埋まっており、監督スタッフらのベンチもそちら側にある。運営を含め野球の試合とさまざまなオペレーションが異なっていることは間違いなさそうだ。

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なお、ヤンキー・スタジアムがワールドシリーズで使用されているため、ニューヨーク・シティの次戦FCシンシナティ戦は、MLBニューヨーク・メッツの本拠地シティ・フィールドで11月2日に開催される。

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