ルベン・アモリン監督(39)がマンチェスター・ユナイテッドの新指揮官に就任した。

現役時代にポルトガル代表や強豪ベンフィカでプレーしたアモリン監督だが、すでに引退後のほうが成功を収めているといえるだろう。

カーザ・ピア、ブラガでの指導を経て、2020年3月、選手時代にはベンフィカのライバルだったスポルティングの監督に就任。

以来、2度のリーグ優勝を含む5つのタイトルを獲得し、30代にして大きな名声を得た。

特に戦術家として知られ、今や日本代表の“頭脳”として知られるようになったスポルティングMF守田英正は、同監督から大きな影響を受けている。

アモリン監督も戦術理解度が高い守田を評価しており、守田がサンタクララからスポルティングに加入した後の2022年9月には以下のように発言している。

「全ての監督が日本人選手を指導すべきだ。常にチームを助けようとする選手、どんなポジションでもプレーする選手、1日1000回も謝る選手がどんなものかを理解するためにね。

彼は常にチームやチームメイトを助ける準備ができており、1000回も謝るし、敬意を持っている。どんなポジションでもプレーするし、常に学びたがっている。守田については良いことしか言えない。

技術力に優れており、『6番』でプレーするために加入したが『8番』でもプレーできる。私は彼にとても満足しているよ」

守田の存在によってアモリン監督が思う日本人のイメージはすこぶる良いようだ。

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サー・アレックス・ファーガソン監督が勇退して以来混乱期を抜け出せないでいるユナイテッド。39歳の青年指揮官は、規律ある守田や他の日本人選手にチーム再建を求めることがあるだろうか。

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