15日にインドネシア代表、19日に中国代表と対戦する日本代表。
今回はエースのFW上田綺世(フェイエノールト)が負傷してメンバーから外れ、およそ1年ぶりにFW古橋亨梧(セルティック)が選出された。
古橋はセルティックでレジェンド級の活躍を続けているが、日本代表の森保一監督はなかなか招集しなかった。
ようやくといった感じではあるが、ただ彼以上に全くお呼びがかからないのが鹿島アントラーズFW鈴木優磨(28)であろう。
鈴木は、2018年に鹿島をクラブ初のACL制覇に導き大会MVPに。シント=トロイデン時代には当時の日本人最高記録である1シーズン17得点を記録している。
2018年11月には一度日本代表へ招集されているが負傷で辞退。以来、待望論が何度も起きているものの一度も呼ばれていない。
鈴木は過去にSNSで森保監督に対して批判的な行動をとったことがあり、それを指揮官が快く思っていないとの噂もある。
そうしたなか『ESPN』は14日、「鈴木優磨は、サムライブルーでプレーすることのない最高の日本人ストライカーになる運命にあるのだろうか?」という記事を掲載。
寄稿したガブリエル・タン記者は、「同世代最高の日本人選手の一人であるにもかかわらず、鈴木優磨は日本代表の森保一監督から無視され続けている。エースFW上田綺世が欠場しているにもかかわらずだ」と日本代表の選考を疑問視した。
タン記者は鈴木について、「日本サッカー界で活躍する最も危険なストライカー」「ターゲットマンであると同時に生粋の点取り屋」とも形容。上田の代役として「最も適任」とした。
そして招集外が続く現状について、「ほとんど騒がれていないという事実は、それが今や当たり前のことになっていることを物語っている」とし、「日本を代表することのない最高のストライカーになる運命にあるようだ」と綴っていた。
今シーズンのJ1リーグで13得点7アシストを記録している鈴木。代表と無縁のまま終わってしまうのだろうか。