水曜日に行われたFIFAのバーチャル総会において、2034年に行われるワールドカップの開催地に選ばれたサウジアラビア。

2030年にはスペイン、モロッコ、ポルトガルの3カ国共催で行われる予定だが、その次の大会はサウジアラビアの1国単独での大会となった。

それに向けて、サウジアラビアはワールドカップで使用するための15のスタジアムのうち11箇所を新規で建設すると発表している。

メインとなるのは9万2000人を収容するという「キング・サルマン・スタジアム」。首都リヤドで2025年から建設がスタートするというこの会場は、2034年のワールドカップで開幕戦や決勝戦の舞台となる。

設計はアメリカを拠点としている建築会社ポピュラスで、サッカーではトッテナム・ホットスパー・スタジアムやエミレーツ・スタジアム、ウェンブリー・スタジアムなどを担当したことで知られる。

そして今回、サウジアラビアが発表した11の新スタジアムのイメージ映像が大きな話題になっている。

キング・サルマン・スタジアム以外にも、幌のような布に覆われた巨大会場であったり、幾何学的なブロックが組み合わされたもの、ランダムなパネルで構築されているもの、ビルの屋上に作られたものなど、「まるでテレビゲームのようだ」と評価されている。

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開催は10年後ということもあり、キング・サルマン・スタジアムの完成は2029年予定と比較的余裕あるスケジュールとなっている。この近未来的なデザインが現実に現れることになるのだろうか。

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