今季、鹿島アントラーズからドイツ1部のマインツに移籍した佐野海舟。
23歳のボランチは、ここまでブンデスリーガとカップ戦の全16試合にスタメン起用されており、現地での評価を高めている。
マインツは21日にフランクフルトとの年内最終戦を戦う。『Frankfurter Rundschau』によれば、マインツのスポーツディレクターであるクリスティアン・ハイデルは、こう話していたそう。
「今のように欧州コンペティション大会の出場圏内(7位)に入るとは思っていなかったかもしれないが、最初からチームと監督には大きな自信を持っていた。
日本からやってきた佐野海舟や2部から戻ってきたパウル・ネベルが、すぐにブンデスリーガでスター選手のようにプレーするわけではないことは分かっていた。
その一方で、いまや佐野は守備の中心となり、パウルは文句なしのレギュラーとしてとてもよくやっている。我々は本当にいいサッカーをしている。それは選手たちだけでなく、コーチ陣のおかげでもある」
ボ・ヘンリクセン監督のもとで躍進を見せているマインツ。
今季加入した佐野や22歳のネベルも確かな貢献を見せていると、ハイデルは讃えていた。
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佐野は今年7月に不同意性交の疑いで警視庁に逮捕されたものの、不起訴処分になった。ドイツでの活躍を続ければ、2025年には日本代表への復帰が取りざたされるかもしれない。