今月4日、元日本代表MF稲本潤一が、今季限りでの現役引退を発表した。
2022年の日韓W杯で国民的ヒーローになった男は、45歳でスパイクを脱ぐことを決断した。
そうしたなか、元日本代表DF吉田麻也がTokyo FMの『吉田麻也の切り替えて行こう!』で稲本の引退に言及。36歳の吉田は、日韓W杯での稲本の活躍に大きく刺激を受けたそう。
「(日韓W杯の日本代表メンバーは)色んなキャラが立っていて。
鈴木(隆行)選手は金髪ですごいイケイケだったし、戸田(和幸)さんなんかは真っ赤なトサカで超イケイケだったし、稲本さんも金髪でキャラが…当時はキャラが立っている選手が多かったなぁって思います。
当時、稲本さんのゴール後のパフォーマンス、人差し指を突き上げて喜ぶっていうのは、真似していた選手が多かったなと思います。
一世代の区切りだなと思っています。トルシエジャパンの全選手が引退ということで、いつかはみんな来ますからね。
僕もそうですし。僕も一歩間違えれば、いつ引退してもおかしくない状況なので、明日は我が身と言いますか(笑)
こういう年齢になるとみんな、1年1年の勝負なので。
45歳まで、試合に出る出ないは関係なしに、毎日毎日自分よりも一回り以上若い選手たちとトレーニングに励むというのは…。
カズさんとかもそうですけど、半端じゃないことだなと思います。なので、その精神力たるや、どこから来るのか…会ったら聞いてみたいなと思っています。とにもかくにも、長い間、お疲れ様でした」
カズこと三浦知良も57歳にして現役を続けている。
日本代表、2022年にピークを迎えていなければならなかった10名
吉田は、自分よりはるかに若い選手たちと一緒にトレーニングを続ける精神力に感服していたようだ。