12日、J1のガンバ大阪は、坂本一彩がベルギー1部のウェステルローへ期限付き移籍すると発表した。

21歳の新星FWは、2024年シーズンのJ1で10ゴールとブレイクすると海外へ移籍することが決まった。

「ガンバ大阪にユース3年間、そしてプロで3年間、計6年間お世話になり、本当にありがとうございました。ガンバ大阪という素晴らしいクラブでサッカーができたこと、そしてこのクラブを通じてたくさんの経験を積めたことは、僕にとって一生の財産です。

昨シーズン、公式戦で10ゴールを挙げることができましたが、これもすべて、チームメイト、スタッフの皆さん、そして熱い応援を送ってくださったサポーターの皆さんのおかげです。どんな時も支えてくれるみなさんがいてくれたからこそ、ここまで成長することができました。

ガンバ大阪があったからこそ、今の自分があります。そして、その恩をこれからのキャリアで少しでもお返しできるよう、更なる挑戦を決意しました。海外の地で自分を磨き、成長し続けることで、いつかガンバに恩返しできる選手になりたいと思っています。

最後に、僕を育ててくれたガンバ大阪というクラブ、そしてこれまで応援してくださったすべての皆さんにすごく感謝しています。この挑戦の先に、もっと大きな夢を実現し、また皆さんに成長した姿をお見せできるよう全力を尽くします。これからも応援よろしくお願いいたします!」

一方、ウェステルロー側は、今季末までのレンタル移籍後に3年契約を結ぶとしている。また、背番号は、昨季ガンバで背負ったのと同じ13番に決定。

ウェステルローは現在16チーム中13位と低迷しており、攻撃陣の補強が必要になっていた。チームを指揮するティミー・シモンス監督は元ベルギー代表選手で、現役時代にはニュルンベルクで清武弘嗣や金崎夢生ともプレーしたことがある。

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『FootNews.be』は、「日本の偉大な才能がウェステルローに加入。チームは降格回避のために補強が必要だった。それが坂本と契約した理由だ。彼は日本で素晴らしいタレントと評価されている。坂本はJ1リーグで10ゴールを達成した最年少選手。彼の得点力のおかげで、ガンバはこの4年間で最高となる4位になった」と伝えていた。

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