世界的強豪であるリヴァプールに所属する日本代表MF遠藤航だが、アルネ・スロット監督のもとでプレータイムが減少している。
4部アクリントン・スタンリーを4-0で下した11日のFAカップ3回戦では偽センターバックとして起用された。
『Liverpool Echo』によれば、遠藤は試合後にこう話していたそう。
「いや、ポジションについて監督と話し合いはしていない。今はジョーイ(DFジョー・ゴメス)が怪我をしていて、Ibou(DFイブラヒマ・コナテ)も復帰したばかり。だから、自分がプレーした。
彼(監督)も自分の戦術を実行するのに僕をDFとして起用するのはいいオプションだと考えている。なので、これまでよりも多くの出場時間を得られるようになるのを期待している。
実際、18歳~25歳の頃はDFとしてプレーしていたので、プレーするのがセンターバックだろうと守備的MFだろうと構わない。自分にできることをやるだけ。
キャプテンとしてプレーするのは名誉なこと、たとえ20分でもね。でも、とにかくいいパフォーマンスをしようとしていた。僕らはいいプレーをしたと思う。
レギュラーではない選手たちがプレータイムを得て、とてもいいプレーをした。それはチームが何かを成し遂げるためには最も重要なことさ。
全員が必要なので、来るべきすべての試合に準備を整えていなければいけない。勝ったのは大事だけど、全員がプレータイムを得たことも、チームが今季何かを成し遂げるためには重要。
(スロット監督のもとでプレータイムが減っているが)イラついたりはしていない。チームを助けるために常に準備をしている。
もちろん、すべての試合でプレーしたいけれど、チームの全員が必要。自分にできるのは、すべての試合に備えること。
(ユルゲン・クロップ前監督時代と)大きな違いはない。ハイプレッシャーをかけたい。新監督はより安定しているので、彼は選手たちが彼の好むポジションに留まってほしがっている。それが違い。でも、彼のプレースタイルを本当に楽しんでいるし、彼の戦術でプレーするのを全員が楽しんでいると思う」
出場機会減少にも不満はなく、新監督の戦術をエンジョイしているとのこと。
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リヴァプールはプレミアリーグ、カラバオカップ、FAカップを戦っているが、今月末からはUEFAチャンピオンズリーグも再開される。遠藤の出場機会も増えるはずだ。