レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は、13日のラ・リーガ第19節ビジャレアル戦で2025年初ゴールを決めた。

「完璧」と自画自賛する圧巻のゴールだったが、試合後のインタビューでは、試合日程への不満も口にしていた。

「木曜日にまた試合があるので、短めのインタビューでいいですか。本当にうれしい。僕らに起こったすべてのクソみたいなことにもかかわらず、人々は応援し続けてくれている。

月曜日の9時に2万人。もし自分がファンだったら、来なかったかもしれない。来てくれたすべての人々、テレビで応援してくれた人々に心から感謝している。この勝利はファンのためのもの」

ソシエダは16日にコパ・デル・レイでラージョと対戦する。そのラージョは10日金曜にセルタ戦を終えており、月曜21時に試合をしたソシエダとは休養できる時間が72時間ほど違うのだ。

『Marca』によれば、ラージョMFイシは、久保のこの発言に皮肉を込めて回答したそう。

「ソシエダ対ビジャレアル戦を見て、インタビューでの彼の発言を聞いた。彼はインタビューを短くしなければならないと言っていたが、俺はその後ベッドに入った。午前0時にはすでに5回目の睡眠に入っていたよ。

同じ立場なので彼の発言は理解できるし、良い意味で彼についても同じことを考えている。

ぐっすり眠れたよ。最近マットレスを変えたので、この数か月はよく眠れる。さらに、床暖房とマドリッドの寒さ(ラージョはマドリッドにある)でさらによく眠れる。午前0時半か1時には寝る。『プリズン・ブレイク』をまた見ていて、ハマっているからね。

(ソシエダ側が)不愉快なのは分かる。カップ戦ではライバルだけど、同じ仲間だからね。

今は彼らがそうなっているけれど、来週は俺たちかもしれない。誰もがカレンダーを見ている。フェロル戦からセルタ戦まで6日休みがあったが、彼らは昨日プレーしたのにまたプレーする。

残念ながら彼らの負担になっている。だけど、俺たちの利益になっているわけではない。彼らにとっては苦しいけれどね」

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試合前から遺恨めいたものが漂っている、ソシエダとラージョ戦がどうなるか注目だ。

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