クリスティアーノ・ロナウド、カリム・ベンゼマ、ネイマールといったビッグネームがサウジプロリーグに移籍して話題を集める中で、その陰に隠れ、移籍した後に存在感を失ったスター選手たちもいる。
今回は『Planet Football』から「サウジアラビア移籍後に存在感を失ってしまった7名のスター選手」をご紹介する。
イヴァン・トニー
移籍したクラブ:アル・アハリ
わずか半年前にはユーロ2024でイングランド代表として活躍し、ハリー・ケインのバックアップ候補とも見なされていたトニー。しかし、現在はサウジアラビアのアル・アハリでプレーしており、代表へ復帰する可能性は低い。
移籍後、サウジアラビアで17試合で8ゴールを記録しているものの、国際舞台から遠ざかり、キャリアの最盛期で資金を稼ぐことに集中しているのは残念なことだ。
28歳になった彼自身の中では全盛期をサウジアラビアで過ごすことにある程度の悔しさはあるだろうが、大きな額の給料がその慰めにはなるはずだ。
サディオ・マネ
移籍したクラブ:アル・ナスル
リバプール時代のチームメイト、モハメド・サラーが依然として欧州サッカー界ですばらしい輝きを放つ一方、同い年のマネはやや影を潜めている状況だ。
2022年にバイエルン・ミュンヘンへ移籍したものの1年で退団を余儀なくされ、その後アル・ナスルに加入。現在はクリスティアーノ・ロナウドと共にプレーしているが、給与に見合うだけの目立った結果を残せていない。
ロベルト・フィルミーノ
移籍したクラブ:アル・アハリ
2023年にリヴァプールを退団したフィルミーノは、バルセロナへ移籍するという噂もあったものの、最終的にはサウジのアル・アハリを選択して驚きを与えた。
チームではキャプテンを務め、リヤド・マフレズやアラン・サン=マクシマンといった元プレミアリーグ選手とともにプレーしているが、その影響力は以前ほどではなく、出場機会も減っている。もちろん、スタジアムでの観客数もアンフィールドとは比べ物にならないほど少ない。