PK戦の末決着した13日のカラバオカップ、アーセナル対マンチェスター・ユナイテッド戦。人数的には不利であったユナイテッドがPK戦で勝利したことで、今週のイギリス国内はPKに関する話題が注目を集めている。
そうした中で、スコットランド1部セルティックの日本代表FW古橋亨梧のPKに関する奇妙な記録が、論点として話題に挙がった。
ラジオ番組『It's All Kicking Off 』で話題となったのは「ストライカーはPKを蹴るべきか否か」。
元イングランド代表クリス・サットン氏はこの話題について、PKを蹴るのは特殊技術であり、PKを蹴る能力があるならばポジションはどこでも関係ないと指摘。
そして、サットン氏はストライカーでありながらPKを蹴らない選手として古橋を例示。彼が11日のロス・カウンティ戦で2得点を記録しながらもその後PKをベルギー人MFアルネ・エンゲルスに譲ったことについて説明した。
スコットランドメディア『67HAIL HAIL』はこの話題について、古橋がこれまでのキャリアの中で3回しかPKを蹴っていないというデータを提示。そのうち成功した2回はFC岐阜とヴィッセル神戸に所属していた際の記録で、セルティックでは1度しかPKを蹴っていない上、成功もしていないと指摘している。
同メディアはこのデータについて「古橋がペナルティキックを好んでいなかったことは明らかだ」とコメントしている。