今季、鹿島アントラーズからドイツ1部のマインツに移籍した佐野海舟。
24歳の守備的MFは、ブンデスリーガ17試合すべてに先発起用されており、市場価値が700万ユーロ(11.2億円)に跳ね上がるなど海外での評価を高め続けている。
『FAZ』によれば、マインツFWジョナサン・ブルカートとボ・ヘンリクセン監督もこう話しているそう。
「彼はチーム中で最もポテンシャルのある選手だろうね。 あのポジションで信じられないほど走れるのは稀、しかも、あれほどのハイペースで。狂気の沙汰だよ」
「ほかの選手たちは、練習で最も対戦するのが難しいのは海舟だと言っている。なぜなら、彼は非常に素早いし、いいテクニシャンでもあるからね。チームメイトに休息が必要な時には深い位置にも行ける。彼はブンデスリーガだけでなく、このポジションで最高の選手になる素質を持っている」
Jリーグ最強の守備職人に君臨していた佐野は、ドイツの地でも本領を発揮しつつある。
彼は昨年7月に不同意性交の疑いで警視庁に逮捕されたものの、不起訴処分になった。2025年は日本代表への復帰が話題になりそうだ。