レイラック滋賀FCは18日、ザスパ群馬よりGK櫛引政敏が完全移籍加入することが決定したと発表した。

櫛引は1993年1月29日生まれの31歳。中高と過ごした青森山田で活躍し、2011年に清水エスパルスへ加入。世代別代表の常連でもあり、2016年には手倉森誠監督のもとリオデジャネイロ五輪に出場した。

AFC U-23選手権で予選突破に大きく貢献した櫛引だったが、五輪本大会では初戦でナイジェリアに4-5と敗戦。以降2試合は中村航輔がゴールマウスを守っている。

清水では2014シーズンにレギュラーとしてJ1で29試合に出場。2016年以降は鹿島アントラーズ、ファジアーノ岡山、モンテディオ山形と渡り歩き、2022年からはザスパ群馬(ザスパクサツ群馬)でプレーしていた。

群馬では2023シーズンに全42試合にフル出場。チームも大槻毅監督(当時)に率いられJ1昇格プレーオフ圏争いに絡んだが、昨季は一転絶不調に陥り、最下位でJ3へ降格。33試合に出場した櫛引はシーズン終了後、契約満了が発表されていた。

以下は、自身初のJFLでのプレーとなる滋賀加入が決まった櫛引のコメント。

レイラック滋賀FC公式

「この度レイラック滋賀の『JFL優勝、J3昇格』の為に一緒に戦わせてもらうことになりました。レイラック滋賀のファン、サポーター、パートナー企業の皆さまのために全力で戦うので応援、ご支援よろしくお願い致します」

ザスパ群馬公式(※契約満了時)

「今シーズンでザスパ群馬を退団することになりました。

群馬に来てから3年間、良い時も苦しい時もファン・サポーターの皆さんの声援が自分の力になりました。今年はチームがJ3降格という結果になり、途中からではありましたがキャプテンとして本当に申し訳なく思います。

1年でJ2に戻れるように来シーズンに気持ちを向ける中での満了ということで、自分は力になる事が出来ず残念ですが、ザスパ群馬の1年でのJ2復帰を心から願っています。

群馬で出会い、関わっていただいた全ての皆様に感謝しています。3年間ありがとうございました」

日本代表10番も!滋賀県出身のプロサッカー選手「最強の5人」

JFLで昨季4位に終わったレイラック滋賀。悲願のJリーグ参入を目指し、このオフもFW北川柊斗(ザスパ群馬)やFW木原励(浦和レッズ ※育成型期限付き移籍)など精力的な補強を行っている。

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