ブライトンで活躍する日本代表MF三笘薫がまたチェルシー相手にスーパーゴールを決めた。

8日のFAカップ4回戦に続き、14日に行われたプレミアリーグ第25節でも圧巻のシュートを突き刺したのだ。

前半27分、GKからのロングフィードを見事なトラップでコントロールすると、相手DFをかわしつつ、冷静にシュートを突き刺した。

『Sky Sports』で試合解説をした元イングランド代表DFジェイミー・キャラガーは、まるでメッシのようだと唸りつつ、こうも述べていた。

「解説では、あまり大袈裟なことは言いたくないし、バカげたことも言いたくないが、見れば見るほど、今まで見たなかで最高の(ボール)タッチのひとつかもしれないと思う。ゾラやベルカンプのような選手を思い浮かべる。

我々はブライトンのポール・バーバー(CEO)とデイヴィッド・ウェア(テクニカルディレクター)に三笘をサウジアラビアに売り渡さなかったことを大感謝すべきだね。

(移籍していたら)このゴールを目撃することはできなかっただろう。

巨額のオファーだった。7000~8000万ポンドだ(134~153億円)。あのファーストタッチだけで8000万ポンドの価値があった」

元イタリア代表ジャンフランコ・ゾラ、元オランダ代表デニス・ベルカンプは世界的なスターだったが、彼らのようなトラップ技術だったと最大限の敬意を表していた。

また、元イングランド代表DFギャリー・ネヴィルも「とてもスペシャルなゴール。サイドバックとして、彼とは対戦したくないね」と脱帽。

史上最高のトラップ技術を持つ天才TOP10

同僚FWダニー・ウェルベックも「彼のファーストタッチ…練習で数えきれないほど見ているんだ。完璧だったし、美しかった。すごい。グレートゴールだ。彼はすごいファーストタッチを持っている。練習で見てきたけれど、最初のボールタッチでDFをかわす術を持っているんだ。あれは運ではなく、彼がプロ人生でずっと磨いてきたものさ」と絶賛していた。

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