2023年の女子ワールドカップで初優勝を遂げたスペイン女子代表。
その表彰式で当時のスペインサッカー連盟会長であるルイス・ルビアレスがスペイン女子代表選手ジェニ・エルモソにキスをした行為は大きな騒動に発展した。
20日にルビアレスはスペイン高等裁判所から有罪判決を受け、1万800ユーロ(168万円)の罰金支払いを命じられた。
ただ、『BBC』などによれば、エルモソはこの判決に対する控訴を決めたという。
今回の判決では、ルビアレスに対してエルモソへの接近禁止令(半径200メートル以内)、そして、1年は連絡することも禁止された。ただ、キスは合意の上だったと証言するように圧力をかけたという強要罪については無罪となっている。
「私の人生で最も幸せな日の一つが汚された」と証言したエルモソは控訴を決めたという。検察側も懲役2年半の実刑を求刑していた。
なお、ルビアレスは2026年10月まではサッカー界での活動を禁止されている。