日本代表MF守田英正は、来年の夏で終了する契約を延長する意向はなく、自身が所属するポルトガル1部スポルティングCP退団を希望しているようだ。

ポルトガル紙『A BOLA』の25日の報道によると、現在29歳の日本人選手は、代理人を交えたクラブ経営陣との話し合いの場において、クラブ側から提案された契約更新の打診を断り、契約を更新しない意向を示したと伝えた。

スポルティングCPは、来シーズンで契約最終年を迎えるこの日本人選手をフリーでの流出を防ぐため、今夏に1000万ユーロ(約15億7000万円)ほどでの売却を望んでいるという。

2022年にサンタ・クララから345万ユーロ(約5億4000万円)でスポルティングCPに移籍し、現在はマンチェスター・ユナイテッド(プレミアリーグ)で指揮を取る当時指揮官のルベン・アモリム監督の下、すぐに守田はトップチームでの地位を獲得した。

今シーズンはケガに悩まされながらも公式戦28試合に出場し、2ゴール3アシストを記録しており、クラブとしても日本代表選手の退団は痛手だが、守田への敬意と誠意を示し、退団を認める方向性のようだ。

現在のスポルティングCPは中盤に多くの負傷者を抱えており、負傷中の守田は2週間後には中盤の中核として復帰する見込みだ。

現指揮官のルイ・ボルジェス監督は「守田と対戦したときは、本当に感動した。一緒に仕事をすると、さらに感銘を受ける。彼は平均以上のインテリジェンスを持っているし、判断力もある。そう、彼は私に感銘を与えた」と絶賛するほど信頼が厚い。

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プレミアリーグを筆頭に、他のリーグへの挑戦に興味を示している守田。彼の新天地はどこになるのか、注目だ。

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