ドイツ1部のブレーメンに所属するGKミオ・バックハウスこと長田澪。
ドイツ人の父と日本人の母を持つ20歳の大型GKは、U-20ドイツ代表としてもプレーしている。
昨季はレンタル先のフォレンダムで評価を上げ、バルセロナが獲得を狙うほどの存在になった。ただ、ブレーメンにローンバックした今季は、ミヒャエル・ツェッテラーの控えとなっているため、まだ1分もプレーしていない。
そうしたなか、『Sky』は、「ミオ・バックハウスは間もなくブレーメンでブンデスリーガデビューを果たすだろうか？チームは早急なブーストを必要としている。GK変更はその効果があるだろうか」と伝えた。
ブンデス12位のブレーメンは公式戦5連敗中。このままなら降格の危機に陥るため、変化が必要な状況にあるという。
29歳の守護神ツェッテラーはブンデスでもトップクラスと評価されてきたが、不安定さを増すチームを救うことはできていない。そのため、昨季王者のレヴァークーゼンと対戦する8日の次節で長田を抜擢する可能性もあるかもしれないとか。
同紙は、「並外れた才能」を持つ長田は「トレーニングや態度から、厳しい状況下でも鋼のような精神力を発揮できると信頼される選手であることを示す証拠を数多く示している」とも伝えている。
また、「JFAから（日本代表入りの）誘いがあるとされる長田には、夏にかなりの額の移籍オファーが舞いこんでくるはず」、「ブレーメンの責任者は、彼が最高レベルで飛躍できると信じるのか、それともむしろ他で飛躍するリスクを冒すのか、早急に見極めなければならない」とも伝えていた。
このタイミングで抜擢するか、夏に売却するか、それを決断する時期に来ているということのようだ。
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