先日、U-20日本代表が出場を決めたU-20ワールドカップ。
9~10月にチリで開催されるが、南米からは予選も兼ねた南米ユース選手権で上位4位に入ったブラジル、アルゼンチン、コロンビア、パラグアイが出場する(チリは開催国枠)。
1月から2月に行われた南米ユース選手権で得点王になったのは、コロンビアの19歳MFネイセル・ビジャレアル。彼は国内のミジョナリオスに所属しているが、すでに国外の名門クラブたちが獲得を狙っている。
そうしたなか、『A Bola』は、「コロンビアの天才ビジャレアルが『失踪』後にトレーニングへ復帰した」と伝えていた。
ビジャレアルは南米ユース選手権後の2月26日にミジョナリオスのトレーニングに来るはずが、姿を見せなかったという(コロンビアリーグは1月~12月開催)。
彼の契約は今年末までとなっており、ミジョナリオスは1年ほど契約延長を試みてきたが成功せず。
会長は「監督が呼んだのに彼が来なかったのは残念だ。これは複雑で難しい問題。我々は彼がまだとても若いときにミジョナリオスに連れてきた。あの子はこのクラブの利益を害そうとは思っていない」と話していたそう。
すでにヴァスコ・ダ・ガマが送った260万ユーロ(4.1億円)の獲得オファーは拒否されたそうで、ポルトは300万ユーロ(4.7億円)のオファーを送る構えだとか。
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ひとまずはミジョナリオスに戻ってきたようだが、U-20ワールドカップ開幕前の夏にステップアップする可能性もありそうだ。