2018年3月に31歳の若さで急逝したフィオレンティーナDFダヴィデ・アストーリ。

亡くなる翌日にチームとの契約を延長する予定だったとされており、イタリア代表経験も持つキャプテンの急死は大きな衝撃を与えた。

『Rai』などによれば、アストーリの死亡から7年が経つなか、フィオレンティーナの元医療責任者であるジョルジョ・ガランティ氏の過失致死罪が最高裁で確定したという。

執行猶予付きの懲役1年、そして、遺族への109万ユーロ(1.7億円)の賠償金支払いも命じられた。

アストーリはウディネーゼ戦前日の2018年3月4日に死亡。不整脈性心筋症による心停止で亡くなった。

検察側は、適切な診断があれば救命できた可能性があると主張。検査結果には心臓病の兆候があり、追加検査が命じられていれば発見できたはずだったが、ガランティ医師は、それを指示しなかった責任を問われていた。ガランティ氏は控訴したが、最高裁はそれを棄却し、一審判決を支持した。

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49万ユーロ(7793万円)はアストーリの妻と娘に、60万ユーロ(9543万円)は両親と兄弟姉妹に支払われるとのこと。

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