鎌田大地が所属するクリスタル・パレスは、1日に行われた2部ミルウォールとのFAカップ5回戦に3-1で勝利した。だが、FWジャン=フィリップ・マテタがアクシデントに見舞われた。

ゴールを飛び出した相手GKリアム・ロバーツの足裏タックルが顔面を直撃。ロバーツは一発退場になり、左耳に重度の裂傷を負ったマテタは、25針の縫合を受けることに。パレスのスティーブ・パリッシュ会長は「あんなタックルは見たことがない。ひどいタックルだった」と憤慨していた。

7日、イングランドサッカー協会(FA)は、ロバーツに対して6試合の出場停止処分を科すと発表。

通常なら一発退場は3試合の出場停止となるが、FAは「通常の処分では明らかに不十分」としており、独立規制員会もそれを支持した。

ロバーツは、ミルウォールを通じて以下の声明を出している。

「この1週間は、家族を含め、すべての関係者にとって本当に困難な1週間だった。

まず、ジャン=フィリップの回復を祈っている。すぐに個人的に連絡を取って、謝罪した。

自分は今回のことに打ちのめされている。レッドカードをはっきりと受け止め、処分を受け入れる。

自分がプロの仲間に危害を加えるつもりだったという指摘は非常に不愉快だった。誰かを傷つけようと思ってピッチに立ったことは一度もない。

誤解を招くような記事やコメントのせいで、自分と家族に対する罵詈雑言や脅迫が想像を絶するほど多く寄せられた。このつらい時期に支援の手を差し伸べてくれた皆さん、ありがとう」

信じられないような怪我で離脱したスター10名

一方、パレスのオリヴァー・グラスナー監督は、マテタについて「骨折や脳震盪はなく、大きな裂傷の回復具合は想定通り」としつつ、今月末に復帰する可能性を示唆している。

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