今月から再開される2026年ワールドカップに向けたアジア最終予選。
日本代表は20日にバーレーン、25日にサウジアラビアと対戦する。同じグループCを戦う中国は、サウジアラビア、オーストラリアと対戦する。
中国紙『163』は、中国としては日本代表が勝利することに期待していると伝えていたが、一部の情報を取り違えている可能性がありそうだ。
「中国国営のCCTV5が中継拒否。中国代表は日本と戦うインドネシアが負けることを望んでいる(※)。そうすれば、中国の上位4位入りの可能性は高まる。
3月中旬、注目のW杯予選が重要な対決を迎え、日本はインドネシアと対戦する。
しかし、意外なことに、CCTV5がこの試合の中継を拒否したことで、多くのファンを失望させ、困惑させたことは間違いない。
それでも、この試合の激しさはまったく損なわれない。
アジアサッカーのリーダーとして、日本の強さを過小評価してはならない。インドネシアも良好な競争力を見せており、この試合で好成績を収め、予選突破の見通しに重みを持たせたいと意気込んでいる。
同時に中国代表もこの試合の展開に注目している。なぜなら、日本が勝てば、インドネシアは貴重な勝点獲得のチャンスを失うことになり、中国にとってより有利な状況が生まれることは間違いないからだ。
中国がサウジアラビアに勝てば、グループの上位4位、さらには2位に進出する可能性もある。これは間違いなく中国にとって大きな励みとモチベーションとなるだろう」
グループCは首位の日本が勝点16、2位オーストラリアが同7、3位インドネシア、4位サウジアラビア、5位バーレーン、6位中国が勝点6で並んでいる。
上位2位に入ればW杯出場が確定。3~4位ならプレーオフに進む。
中国としては、日本が勝利したほうが自分たちに有利になる。ただ、日本がインドネシアと戦うのは6月の最終節なので、対戦相手を勘違いしているかもしれない。