日本代表GK鈴木彩艶がプレーするイタリア。
2部セリエBのクレモネーゼに所属するMFフランコ・バスケスに10試合の出場停止処分が科された。
その理由は、2月15日のバーリ戦でアルジェリア系の相手選手に人種差別的な侮辱発言をしたこと。この騒動によって、試合は一時中断される事態にもなった。
『La Gazzetta dello Sport』も「衝撃の出場停止」と驚くほどの厳罰となった。
クレモネーゼは現在4位につけているが、レギュラーシーズンは残り9試合。3~8位になったチームは昇格プレーオフを戦うが、バスケスは復帰できるとしてもそこからになる。
36歳のバスケスは、アルゼンチン代表とイタリア代表の2つの代表チームでプレーした経験を持つ技巧派レフティ(生まれはアルゼンチン)。
現在彩艶が所属するパルマでプレーしたこともあるほか、セビージャ時代には清武弘嗣のチームメイトでもあった。