フェネルバフチェ(スュペル・リグ)のジョゼ・モウリーニョ監督が、FWアラン・サン=マクシマンへ苦言を呈した。13日、イギリス『デイリー・メール』が伝えた。
フェネルバフチェはUEFAヨーロッパリーグのラウンド16のセカンドレグでレンジャーズ(スコティッシュ・プレミアシップ)と対戦。試合はPK戦へ突入したものの、フェネルバフチェはベスト16で姿を消した。
同試合へのメンバー入りを果たさなかったサン=マクシマンはSNS上で不満をあらわに。「私を倒すには、これ以上の努力が必要だ。ウソがエレベーターに乗ると、真実は階段に乗る。時間はかかるが、最後には必ず到着する。神がわれわれとともにいるなら、誰がわれわれに敵対できるだろうか。ローマ人への手紙第8章31節」と意味深な文章を投稿した。
これについてモウリーニョ監督は「サン=マクシマンが詩の才能があるとは知らなかった(笑)」と嘲笑。同選手への批判を続けた。
「私も同意する部分がある。サッカー選手がしっかり練習し、一生懸命に練習し、毎日トレーニングすれば、体力もつき、階段も上れる。エレベーターは必要ないだろう」
「しかし、選手が十分に練習していなかったり、遅れて到着したり、太りすぎていたり、プレーする準備ができていなかったりする場合は、エレベーターで上がる必要がある。階段ではすぐに疲れてしまうからね」
なお、これに対してサン=マクシマンは再度SNSで反論。「ウソは花を咲かせても実を結ばない」と自身の体重と過去の体重を載せた上でコメントした。
今季よりサウジアラビアのアル・アハリからフェネルバフチェへローン移籍したサン=マクシマンは、ここまでリーグ戦16試合に出場し、3得点中だ。今後、さらなる活躍をみせて、モウリーニョ監督からの信頼を勝ち取ることはできるだろうか。