長谷川唯、清水梨紗、藤野あおば、山下杏也加、大山愛笑の日本人5選手が所属するマンチェスター・シティ女子。15日に浜野まいか擁するチェルシーとのFA女子リーグカップ決勝を戦った。

試合はチェルシーが開始8分で先制するも、後半19分に藤野が圧巻ゴールでシティが同点に追いつく。

後半32分、長谷川がチェルシーの鋭いクロスボールを処理しようとしたが、舞い上がったボールはGK山下が守る自陣ゴールに吸い込まれる無念のオウンゴールに…。

長谷川は思わず崩れ落ち、結局、これが決勝点になってしまった。2-1で勝利したチェルシーが、3度目の優勝を飾っている。

悲劇のヒロインとなってしまった長谷川は表彰式後も沈痛な面持ち。

BBCで解説した元シティ女子FWエレン・ホワイトは「長谷川のことを思うと胸が張り裂けそう。(オウンゴールの場面では)触れるだけでよかったが、あまりにアンラッキーだった」と同情を寄せていた。

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シティのニック・カッシング暫定監督も「当然ながら彼女はがっかりしていた。彼女は素晴らしい人間なので、自分が敗因だと感じているだろうが、そうではない。彼女はシーズンを通じて我々のなかで最高の選手だっただろうから、責めることはできない」と擁護していた。

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