世界的強豪であるリヴァプールでプレーする日本代表MF遠藤航。
32歳になったベテランはアルネ・スロット監督のもとでプレータイムが減少しているが、腐ることなくプロフェッショナルな姿勢を貫いており、指揮官はそれに対して大きな信頼を寄せている。
その遠藤がプレミアリーグを日本で放送している『U-NEXT』の企画で、元日本代表MF戸田和幸氏と対談した。
2人はボランチを主戦場としており、戸田氏はかつてトッテナムでプレーした経験もある。その対談で遠藤はリヴァプールについてこう話していた。
「チームの雰囲気はすごく良いと感じています。もちろん、結果が出ているところもそうですし、すごくみんな普段からコミュニケーションをとるというか、仲いいので(笑)
すごくいい雰囲気で練習しながら、そのなかにも厳しさがありながら、試合や練習をやっている感じで。
コンディションはみんなよさそうですし、個人的にもここ最近は、残り15~20分で試合に出ることが多くなってきたので、そこに対して自分ができる準備や役割をしっかり整理していきながら、毎試合戦っている感じですね」
リヴァプールは世界的スター軍団だが、選手同士の仲はいいとか。このインタビューはCL敗退とカップ戦決勝敗退の前に行われたはずだが、好調だったチームの雰囲気もよかったようだ。
また、遠藤は、リヴァプールの怪我人が少ないという話に関連して、こうも語っていた。
「休むところはしっかり休みを与える監督なのかと思いますし。
今は練習前に大体30~45分、ジムで色んなコーディネーションのトレーニングだったり、ウォーミングアップをしっかりじっくりやって、そこからピッチに出て練習をする。
あとは2連休とか、少し休みが長くあった時は、全員集合して、まず、水風呂に飛び込まさせられたりとか(笑)
それも怪我の予防をするうえで大事なんだみたいなことをデータで見せながらやったりしている。そういう色んな工夫を今の監督とフィットネスチームはやっている感じはしますね」
コーチ陣はデータに基づいてしっかりコンディションを管理しているようだが、休み明けには選手全員で水風呂に飛び込む恒例儀式(?)もあるとのこと。
リヴァプールはインターナショナルブレイク明けの4月2日にエヴァートンとのマージ―サイドダービーが控えている。