今月20日、Jリーグ全60クラブの頂点を決めるJリーグYBCルヴァンカップの1回戦が各地で開催された。

奈良県奈良市のロートフィールド奈良では、J3・奈良クラブとJ1・FC東京との一戦が行われた。

1ｰ0でFC東京が辛勝したこの試合だが、開始前にFC東京のゴール裏には異例の大弾幕が掲出された。

その内容は「Jと代表の同日開催　本当にこれで良いのか？」というもの。

当日の19時35分からは日本代表とバーレーン代表とのW杯アジア最終予選第7節が行われた。そのため、20日は横断幕の通り「Jと代表の同日開催」日であった。

埼玉スタジアム2002で開催された代表戦の影響で、奈良まで応援しに来るFC東京サポーターが減るという事態に対して異議申し立てをしたものと見られる。

また、FC東京からはDF長友佑都が日本代表として選出されているため、同日開催によってルヴァンカップに出場する戦力がダウンする事態に対して疑義を呈した可能性もある。

その様子を撮影した写真と共に投稿されたX（旧Twitter）のポストには、多くの反応が寄せられた。

「カップ戦だし全然問題ないのでは」「時間ズレてるからいいんじゃないですかね」といった同日開催に肯定的な意見もある一方で、「アウェイ観戦したら、代表戦見たくても見えない人出てくる」などの横断幕の内容に同調する意見も見られた。

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代表ウィークには、普段週末に開催されているJ1のリーグ戦が中断される。その分だけ平日にルヴァンカップを開催して、後々の過密日程を回避しようというJリーグの狙いだが、FC東京のサポーターからは不満の声が噴出しているようだ。

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