8大会連続となるワールドカップ出場を決めた日本代表。
キャプテンを務める遠藤航は32歳になったが、所属する世界的強豪のリヴァプールでは微妙な立場に置かれている。
ユルゲン・クロップ体制だった昨季はシーズン途中からレギュラーを奪取したが、アルネ・スロット監督が就任した今季は控えに固定されているのだ。
指揮官は彼のプロ意識を高く評価しているが、今季は26試合で計742分ほどしかプレーできておらず、プレミアリーグでは先発が一度もない。
スロット監督はより攻撃力があるMFを探しているとされており、遠藤は今夏の売却候補筆頭とも言われている。
移籍市場の専門家であるエクレム・コヌール氏によれば、ミラン、セルティック、フラム、ウォルヴァーハンプトン、イプスウィッチが遠藤の獲得を検討しているという。
ただ、ウォルヴァーハンプトンは守田英正にも関心を示しており、日本代表2人をダブル獲得する可能性は低いはず。
いずれにしろ、遠藤はワールドカップ前にどこでプレーするのか、この夏の去就が注目される。