今季からドイツ1部のマインツでプレーする佐野海舟。
24歳の守備的MFは、ここまでリーグ戦全試合に先発出場し、リーグ2位の走行距離を記録するなど、ブンデスリーガ3位と躍進するチームのなかで存在感を強めている。
そのマインツでは韓国代表ホン・ヒョンソクも今季からプレーしている。ヘント時代にも日本人とプレーした彼は25歳のMF。
ここまでブンデスリーガ16試合に出場しているが、プレータイムはわずか432分で、2月以降は起用されていない(佐野は26試合で2324分プレー)。
『Chosunbiz』によれば、マインツのボ・ヘンリクセン監督は、ホン・ヒョンソクの教材として佐野のケースを挙げたという。
「当初、佐野はいい子な選手でもあった。だが、今の彼は変わった。いい子な選手はいらない。ピッチ上でいい子ではいられない」
佐野を例に挙げつつ、ホン・ヒョンソクにスタイルを変えるように促していたとか。
2023年に日本代表にデビューした佐野は、2024年のアジアカップにも参加したが、昨年7月に不同意性交の疑いで逮捕された。不起訴処分になったものの、騒動以降は代表に招集されていない。