プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは今夏、アンドレ・オナナに代わる新守護神としてセリエA・パルマに所属するGK鈴木彩艶を獲得する計画を持っているようだ。
今月11日に行われたEL準々決勝のアウェー・リヨン戦にて、ユナイテッドは逆転後にゴールを奪われ、2-2で試合終了。
失点はキーパーだけの問題ではないが、スポーツメディア『talkSPORT』によると、オナナは元ユナイテッドMFネマニャ・マティッチと試合前に口論を起こしていたという。それに対し、同メディアのトロイ・ディーニー氏は「サッカーの神々が(オナナに)『謙虚でいなさい、自分の場所にいなさい』と言ったのだ」「ゴールキーパーは何度も何度も我々を失望させている。良いゴールキーパーの証ではない」と非難した。
チーム内でのオナナの地位低下に伴い、ユナイテッドは2023年からずっと執心している鈴木の獲得に本腰を入れているようだ。
現在22歳の鈴木は今季、セリエAで30試合に出場。5試合のクリーンシート達成に加え、まだゴールに直結するエラーを一度も犯していない。
パルマは現在、鈴木の移籍金を4000万ポンド(約75億円)と評価している。
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遂に、日本の「赤い悪魔」で育てられた逸材が本場イングランドの「赤い悪魔」へ渡るのだろうか。