J3のFC岐阜は20日、コートジボワール代表FWウィリアム・トギの加入が内定したと発表した。

トギは1996年8月7日生まれの28歳。コートジボワールでプロとなり、2018年にベルギーへ。メヘレンで実績を残し、その後はチュニジアやイスラエル、トルコでプレーした。

今季は1月までトルコ2部のアンカラ・ケチエレンギュジュに所属し、9試合0ゴール。なお、コートジボワール代表としても5試合の出場経験を持っている。

以下は関係者のコメント。

ウィリアム・トギ

「日本のクラブでプレーすることは私にとって初めての経験ですが、見聞きしたもの全てがプロフェッショナルで前向きなものでした。デビューが待ちきれません。大島(康明)監督のリクエストに耳を傾け、ポジティブな結果と雰囲気を作るために全力を尽くします。

FC岐阜のファン・サポーターの皆さん、クラブに関わる皆さんのすべての努力は必ず結果に繋がります。私がベストを尽くしてチームに良い結果をもたらすことを信じてください。共に戦いましょう」

株式会社岐阜フットボールクラブ 代表取締役社長 小松裕志氏

「いつも熱いご声援をいただき、誠にありがとうございます。

今シーズン、苦しい戦いが続いている中でも、スタジアムや日々の活動を通して皆さまからいただく応援は、選手・スタッフにとって何よりの支えとなっております。

これから勢いを盛り返すべく、もてる手段をすべて活用し監督をはじめ、現場の努力をクラブ全体で支え一丸となって進み続けます。最後まで昇格を目指して全力で戦い抜く覚悟です。

苦しい時も応援してくださり、共に前を向いて進んでいける皆様の存在が、クラブの力になります。どうかこれからも、変わらぬご声援で背中を押していただけますと幸いです。

私たちは、最後の笛が鳴るその瞬間まで、勝利を目指して走り続けます」

今季、7年ぶりのJ2復帰を目指すFC岐阜だが、10節終了時点で暫定18位と低迷。JFL降格(Jリーグ退会・JFL参入)を阻止し、さらにはJ2昇格争いに絡むため緊急補強を行った形となる。

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FC岐阜は次節、5月3日(土)にザスパ群馬とアウェイで対戦する。

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