昨季、史上最多となる6度目のMLS王者に輝いたLAギャラクシー。
元日本代表の吉田麻也と山根視来が所属することでも知られるアメリカの強豪だが、今季は歴史的な低迷にあえいでいる。
開幕から未勝利が続き、14日に行われた第13節のフィラデルフィア・ユニオン戦でも、前半に2点を先制しながら追いつかれ、後半アディショナルタイムに劇的弾を許し2-3の逆転負け。
最後は好調のイスラエル代表FWタイ・バリボに得点ランキングトップの10ゴール目を決められてしまった(吉田と山根はフル出場)。
チームを率いるグレッグ・ヴァニー監督は、試合後の会見で「チームはつながっていると思う。いや、つながっているのは分かっている。私は彼らと一緒にいる。チームは…戦っている」とコメント。
さらに「本当に必死に戦って、全力を尽くしてくれた」と続け、苦しい胸の内を明かした。
ここまで3分10敗と開幕からの未勝利記録を更新し、MLSのディフェンディングチャンピオンとしてはもちろん、リーグ史上でも最悪のシーズンスタートとなっているLAギャラクシー。
次節、18日(日)にホームで行われる、ロサンゼルスFCとのダービーマッチで念願の今季初勝利を手にすることができるか注目される。