ペルーのスポーツ紙『Diario Libero』は15日、ウニベルシダ・セサル・バジェホのユースアカデミーに通う選手が何者かに射殺されたと報じた。

同紙によると、今月13日午前3時ごろに同クラブアカデミー所属のイアン・アンドレ・カルデナスが運転していたトラックが正体不明の二人から襲撃を受け、乗車していたカルデナスを含めた二人が射殺されたという。

地元警察署の捜査官が現場に到着し、その地域を封鎖。約35個の薬きょうが発見され、そのうち少なくとも20個がトラックを直撃したという。

ペルーサッカー協会は「セサル・バジェホのユース選手、イアン・アンドレ・カルデナス・リベラ氏のご逝去を深くお悔やみ申し上げます。ご家族、ご友人、そして所属クラブの皆様に心よりお悔やみ申し上げます」と声明を発表した。

所属クラブも「深い悲しみとともに、イアン・アンドレ・カルデナス・リベラ氏の訃報をお伝えします。2025年5月13日火曜日、私たちの最愛のイアン・アンドレはこの世を去り、彼を知る幸運に恵まれた人々の心に大きな空虚を残しました。彼の光、喜び、そして愛は、私たちの記憶の中に永遠に刻まれます。安らかに眠ってください、イアン・アンドレ。あなたの記憶は永遠に生き続けます」と追悼した。

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同選手は2008年生まれと日本でいえば高校年代の選手であり、将来を有望視されていた選手だという。ペルーサッカー界は若き才能の突然の死によって悲しみに包まれている。

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