ゲルト・ミュラー
代表引退した年齢:28歳
国籍:ドイツ
西ドイツ代表の伝説的なストライカーであるゲルト・ミュラーは、28歳という若さで代表を離れている。しかもそれはワールドカップを優勝した直後であり、キャリアのピークでもあった。
その理由はサッカー協会との対立にあったと伝えられている。そのきっかけはワールドカップ優勝を祝うためのイベントでの出来事だったとか。
選手の妻はこの祝賀イベントに参加することが許されていなかったのだが、協会の重役の妻は参加が許されていた。それに不満を抱いたミュラーは協会に抗議をし、その結果代表を離れることを決めたという。
それもあって、彼の国際試合での成績は62試合で68ゴールというとてつもない数字になっており、これは彼のピークがどれだけすごかったのかを象徴するものである。
アラン・シアラー
代表引退した年齢:29歳
国籍:イングランド
イングランド・プレミアリーグの伝説的なストライカーであるアラン・シアラー。彼が代表を離れたのは29歳という年齢であり、キャリアのピークを迎えていたころだった。
1996年のEUROでは得点王になり、1998年ワールドカップではキャプテンを務めた。そしてEURO2000でも2ゴールを決めたが、グループステージ敗退という結果に終わり、彼は国際試合からの突如引退を発表した。
プレミアリーグでも活躍を続けた彼には「代表に戻ってきて」という声も多かったが、彼は引退の決断を変えることはなかった。