日本代表での経験を今後に生かす
綱島は2023年に国士舘大から東京Vに入団すると、1年目からJ2で34試合に出場し、今季はJ1で23試合に先発出場するなどオリジナル10の名門で不動の地位を築いている。
今月、韓国で行われた東アジアE-1選手権では日本代表に初招集され、中国戦で代表デビューを果たした。
この試合ではA代表のデビュー戦とは思えない落ち着いたプレーでディフェンスラインを引き締め、日本の2-0の完封勝利に貢献した。
綱島は「あの期間で、自分自身に足りないところをすごく見つけました。逆にそこを改善することさえすれば、より違った景色、より高いレベルにいけると確信できた。基準を高いところ、世界トップレベルだったり、来年のワールドカップ(W杯)に向けることで、自分自身がより成長できると思う。常にそこを基準に映像を振り返り、トレーニングしたいと思います」と日本代表での経験を今後に生かす。
東京Vは次節、来月9日午後6時にホームで横浜F・マリノスを迎える。
J1復帰の東京ヴェルディ!J2時代にユースから日本代表へ輩出した「最強の5人」
日本代表デビューで自信を得た東京Vのディフェンスリーダーはチームの順位浮上のため、また来年のW杯出場のため、さらなる成長を目指す。
(取材・文 縄手猟、写真 浅野凜太郎)