今夏の移籍が噂されてきた日本代表FW前田大然。交渉は存在しているものの、今のところはセルティックに残る可能性が高いようだ。
『BBC』によれば、セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督は取材で前田の去就について以下のように答えていたという。
「(前田の残留に確信を持っているか?)ああ。そうだね。かなりの確信を持って言えるよ。水面下では話し合いが続いているが、今のところなんの進展もないし、何も見えてきてはいない」
また、Youtubeのポッドキャスト『ホットライン・ライブ』に出演したジャーナリストのマイケル・ギャノン氏も、前田の状況についてはまだ確定的なオファーがないと伝えている。
「2500万ポンド(およそ45.9億円)のオファーが来れば、ゴールポストが動き、状況が一変する可能性はあるだろう。ただ、私が知る限りで言えば、現時点でそのような具体的な提示はない。
契約交渉は行われていると思うが、それが進行中であれば多少の混乱は起こり得る。エージェントはクライアントのために最大限の利益を引き出そうとするものだし、あちこちで威嚇行為も行われるものだ。
だから、その段階なのだろうなと思うよ。ブレントフォードの話は何ヶ月も前から出ているが、まだ確定ではない。ドイツから真剣な興味が寄せられているという話も聞いているがね」
セルティックはすでにニコラス・キューンを放出しているため、前田大然を簡単に放出する方針は持っていないとされており、2500万ポンドの価格を値引きする可能性は乏しいとのこと。