昨季イングランド2部のQPRで39試合に出場し3ゴール3アシストを決めた斉藤光毅。彼は現在ダービー・カウンティへの移籍に近づいていると伝えられている。
保有権を持っているベルギーのロンメルSKに戻っていた斉藤であるが、この夏は3つのクラブが獲得に動いていると報じられていた。
ローンの形式で昨季所属していたQPRの他、古橋亨梧など日本人選手が数多く所属しているバーミンガム・シティ、そしてダービー・カウンティが関心を持っているとのことだった。
そして先日伝えられたところによれば、その中でダービー・カウンティがロンメルSKの求める移籍金を支払う意思を示したとのことで、原則的な合意に至ったという。
『BBC』によれば、ダービー・カウンティの監督を務めているジョン・ユースタス氏は、斉藤光毅の獲得合意について以下のように話していたそう。
「彼は誰もが注目している選手だと思うよ。我々は多くの選手と関係を作ってきたが、チャンピオンシップ(2部)の優れた選手とリンクできることは明らかに素晴らしいことだよ。彼ももちろん、例外ではない」
また、かつてダービー・カウンティでプレーした名MFリー・ヘンドリーも『Football League World』に対して以下のように話したとのことだ。
「斉藤光毅はダービー・カウンティにとって間違いなくエキサイティングな選手になるだろうね。中盤で今必要とされている技術と才能を備えている存在だと思うよ。
今季の優勝候補の一つであるバーミンガム・シティのようなチームは魅力的なものだが、ダービー・カウンティでより多くの試合に出場できるという事実があると思う。彼は小さな宝石をもたらしてくれるかもしれないよ」
まだ公式発表はないものの、すでに取引はかなり進んでいるとのことで、おそらく9月1日までに契約が結ばれるだろうと伝えられている。ダービー・カウンティは今季の開幕からすでに2連敗を喫しており、補強が急務となっていた。