日本代表が世界最速で予選を突破した2026年W杯。
ブラジル代表は南米予選で苦しんだものの、すでに出場を確定させている。
そのブラジルは9月に予選残り2試合を戦い、10月にはアジアツアーで日本・韓国と対戦する見込み。
現地月曜日に9月の招集メンバーを発表するが、、ブラジル大手紙『Globo』は、「カルロ・アンチェロッティ代表監督は、ヴィニシウス・ジュニオールやロドリゴなどのお馴染みの選手は招集せずに新戦力をじっくり観察したいと考えている。コーチ陣は今回のリストが入学試験のようなものになると予想している」と報じた。
指揮官は、9月に新戦力を試したうえで、10月からはよりスリムなチーム構成を目指すという。
10月のアジアツアー、11月と来年3月の親善試合では、あまりメンバーに変更を加えない意向だとも。
つまり、9月時点で代表選手の”発掘“をほぼ終わらせ、10月からはより絞ったメンバーでW杯に向けたチーム作りを進めていくつもりのようだ。
そのうえで、同紙はこうも伝えていた。
「ネイマールの出場には依然として疑問が残る。サントスの背番号10は大腿部の浮腫を患っており、日曜日のフルミネンセ戦に向けて集中的な治療を受けた。
ブラジルサッカー連盟は医療上の問題を認識しており、約2年ぶりに代表チームに復帰させるかどうかはアンチェロッティ監督の判断に委ねられる。
彼が最後に黄色いユニフォームをまとったのは、前十字靭帯を損傷した2023年10月のウルグアイ戦だ」
ネイマールは、2024年10月に前十字靭帯断裂と半月板損傷の重傷からおよそ1年ぶりに復帰。33歳になった今年3月に代表招集を受けるも、コンディション不良で辞退している。
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ネイマールはブラジル代表で歴代1位となる通算79ゴールを記録しているレジェンドであり、これまでの功績を考えれば別格の扱いを受けても不思議ではないが、この時点での代表復帰があるのか現地で注目されているようだ。
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