残りシーズンが10試合ほどになったJ1リーグの優勝争いは混とんとしている。
首位の京都サンガから6位サンフレッチェ広島までの勝点差は、わずか2ポイントしかないのだ。
広島は23日に行われた第27節東京ヴェルディ戦に3-0で勝利。守護神である日本代表GK大迫敬介は圧巻のセーブでチームを救った。
その大迫は、フジテレビ系列の『MONDAY FOOTBALL みんなのJ』で、プレーの秘訣を聞かれると「常に相手がどこにいるのかと、相手の動きを常に見ながら、自分のポジションを常に修正し続けることだと思います」とコメント。
「リーグ最少失点は、個人的に目標にしているところです」とも語っていたが、実際、広島は28試合でわずか19失点。これは現時点でJ1最小失点だ(次に少ないのは9位ファジアーノ岡山の23失点)。
その大迫は、原田葵アナウンサーから「大迫選手、半端なかったっす!」と言われると、「ありがとうございます!よく半端なくない方で言われるので、僕も半端ないと言われるように頑張りたいと思います」と笑顔で語っていた。
同じ名字を持つ元日本代表FW大迫勇也(現ヴィッセル神戸)は、鹿児島城西高校時代の2009年に全国高校サッカー選手権でゴールを量産。敗れた滝川第二高の選手が「大迫、半端ないって!!あいつ、半端ないって 」と発言したことが大きな話題になった。
広島の堅守を支える守護神大迫は、ヴェルディ戦で顔面セーブも見せており、元日本代表の小野伸二氏も「ピッチ上で唯一手が使えるゴールキーパーというポジションで…止めたところが頭!半端ないっすよ、これは」と讃えていた。
広島は、31日にアウェイで10位セレッソ大阪と対戦する。
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